群馬県高崎市「きのえね」
群馬県の商業中心地・高崎市に店を構える蕎麦屋「きのえね」。
屋号の下に書かれた赤い『甲子』の文字は、十干十二支の組み合わせのうち、一番最初に来ることで縁起がいいとされる年。これを店先に掲げたのは1924年のことでした。
左から弘恵さん、とし江さん、恵子さん。お三方の笑顔には優しさが満ち溢れています。
現在、このお店を切り盛りするのは三代目の島方とし江さんと、四代目の岡田恵子さんと島方弘恵さん姉妹。
インタビュー中、恵子さんのハキハキとした声に聞き惚れていると、なんと恵子さんは元群馬テレビのアナウンサーだったことが判明!
先代が見守りつつ美しき女性たちが暖簾を守るこのお店。その物語は大正初期に遡ります。