兵庫県神戸市「御影公会堂食堂」

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御影公会堂食堂-01

兵庫県神戸市東灘区御影石町。

花崗岩の産地・六甲山の上流から注がれる石屋川沿いに、御影公会堂が開館したのは昭和8年のこと。神戸ゆかりの建築家・清水栄二が設計したモダンな外観や内装には、当時の建築技術の粋が結集していました。

御影公会堂食堂-02

敬老会の集まりや新生活の門出を祝う結婚式場として使われていた会館の地下、階段の先に見えてきたのは小さな扉と趣のあるショーケース。

御影公会堂食堂-03

ガラス越しにキラキラと輝く洋食メニューの数々が、心を昭和時代にタイムスリップ。ここが開館から今日まで約90年間に渡り、営業を続けてきた御影公会堂食堂です。

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扉の先で迎えてくれたのは、清水栄二が当時手がけたままの姿で残る木製の間仕切りを始めとした重厚な調度品、大きなアールのある窓から降り注がれる太陽の柔らかな光、そして優しい「いらっしゃいませ」の声。

御影公会堂食堂-05

現在、食堂の看板を受け継ぐのは鈴木眞紀子さん。初代の祖父・鈴木貞(てい)さんから数えて三代目、料理へのこだわりや食堂を取り巻く環境の変化について、色々とお話を伺いました。