北海道名寄市「三星食堂」

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三星食堂-01
北緯44度の地に立つ食堂の朝は早い。

朝6時、地下の仕込み場でその日使う分の鰹節を削り、昆布と共にそば・うどん用の出汁を作る。ランチタイムには地元客だけではなく札幌や旭川から仕事で訪れた客が、14:30の休憩時間直前まで空腹を満たす。

現在の宗谷本線・名寄駅の前に三星食堂が誕生したのは1914年のこと。おそらくは日本最北端となる百年食堂の暖簾は、四代に渡り今日まで受け継がれている。

「昔はウチの並びに饅頭屋を挟んで別の食堂もあったり。ここの駅前は賑わってたんですよ」

三星食堂-02

こう語るのは三星食堂四代目の武田宏三さん。凛々しい顔立ちの46歳が暖簾を受け継いで10年が経った。