青森県八戸市「キクヤ食堂」

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■豆腐フライのふわふわサクサクの食感が楽しすぎる!

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きつね色の衣に包まれた豆腐が、こんなに絶景だとは思わなかった。揚げたてを頬張れば、サクサクの衣の下にふんわりした歯ざわりと大豆のコク、そして甘さが詰まっている。

「下味が塩と胡椒だけなので、豆腐の甘さが際立つ」という味は、確かに誕生当時のコンセプトのとおりボリュームしっかり、だけど軽やかな食後感。

かつおぶしが振りかけられているので、冷奴に共通した風味を持つが、温奴ともちょっと違う。ソースや醤油をかけると味がガラッと変わるので、好みの味を探すのも楽しい。

キクヤ食堂-18

器に泳ぐ麺が透き通るキクヤラーメン。何より醤油ダレと一つになった煮干しの香りが強烈だ。なめらかでモチモチの細麺にスープがしっかり馴染み、啜り心地の良さにうっとりする。

ネギやメンマ、チャーシューといったシンプル具も主張が強すぎることなく、昔ながらのスープの味にフィット。ラーメンが持つ世界観を舌に伝える存在として欠かせない。

キクヤ食堂-19

お肉のサイズに心が弾むポークソテーを一切れ持てば、箸越しにお肉の柔らかさが伝わってくる。

酸味が効いたソースの懐かしい感じの味が、肉汁のコクや脂の甘さと一体になれば、ごはんが進む味に。

まるっと豚肉のおいしさが凝縮された一品には、歴史を乗り越えた風格とともに親しみやすさを感じる。