群馬県高崎市「きのえね」

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■高崎の魅力がギッシリつまった、至極のそばとうどん

きのえね-16

角がしっかりと立った蕎麦を持ち上げると、ピンとした背筋の良さに作り手の血筋を感じます。畑に来たかのようなほのかな香りと共に啜れば、少し甘めのそばつゆとの絡みも申し分なし。この心地よさがたまりません。

もう一つの主役、舞茸天のしっかりしたボリュームと弾力も食べごたえ抜群。榛名の梅を使った塩を振って食べれば、舞茸の香りが更に口の中に広がります。

きのえね-17

一方のうどんは、洗練されたスタイルで登場。榛名の名人が育てた梅干しは、今どきの蜂蜜系でなければ塩が強すぎることもなく、果肉の爽やかな香りと衣の香ばしさの相性に驚かされます。

滑らかな口当たりのうどんも、まるで口の中を泳ぐかのような感覚。肉の弾力や水菜のシャキシャキ感とゴマの香りがひとつになったハーモニーは抜群です。更にもうひと味、ラー油を加えて新感覚の味も楽しめます。

「どちらのつゆも出汁は鯖と鰹を中心にして、かえしと共に製法は変えていません。ただ、温かいかけつゆで出す時は少しまろやかな口当たりにしていたのですが、父は濃い味が好きだったので『そんなに割るな!』とぶつかったこともあります(笑)」


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