青森県南津軽郡大鰐町「朝日屋 日景食堂」

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■野趣に富んだもやしがたっぷり!「大鰐温泉もやしラーメン」

そんな食堂の名物メニューは「基本的なところは、昔からの作り方を受け継いで作っている」という中華そば。

イワシの焼き干しと日高の根昆布に、鰹節や鯖節も使った出汁。そこに地元大鰐の醸造元「マルシチ」の醤油を使ったタレを効かせた一品です。

そして、ここ数年ですっかり人気が定着したのが「大鰐温泉もやしラーメン」。

主役は、350年の歴史を持つ町の特産品「大鰐温泉もやし」。在来種の「小八豆」を温泉熱と温泉水で育んだもので、その特長は、野趣あふれる風味と独特のシャキシャキした食感。

他のもやしには見られない個性を引き出すため、四代目の仁志さんが考えたメニューが、昔からのお店の名物と組み合わせたラーメン。

「もやしとの相性がよかった」とのことで、塩味で提供されています。

朝日屋 日景食堂-08
朝日屋 日景食堂-09

昔から使われてきた市外局番のない丼が見守る厨房の中、温泉もやしを筆頭に、にんじん、ねぎ、キクラゲといった具材をしっかり炒めて、熱々のラーメンの上に盛り込んで、仕上げにコショウをパラリとふれば完成です。

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湯気と共に立ち上る、力強いもやしの香りに食欲を刺激されつつ一口。

麺をズズッとすすれば、もやしのシャキシャキとした食感と麺のモチモチした歯ざわりが、口の中で手を取り合って踊りだします。

ここに絡むスープからは、塩味がしっかり効いた濃厚な魚の旨みがじんわりと広がって、夢中になってスープを飲めば、まるで温泉に浸かっているかのように全身に染み渡る感覚に包まれます。

ゴマの香ばしさやコショウの刺激がアクセントとなった美味しさが、大鰐温泉もやしの歴史への想いを一層膨らませます。


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